- 複数口座を持つ意味が分からない
- 口座の使い分け方が知りたい
- おすすめの口座が知りたい
銀行でも証券会社でもお金を運用するためには口座を開設する必要があります。
口座とはなにか?
意味としては『簿記で各々の勘定が記入されるところ』です。
あまりピンときませんよね、、、
簡単に言うと財布のようなものです。
ただ、財布となればほとんどの方が1つもしくは2つ(小銭入れや会社用)しか持っていないと思います。
しかし、こと資産運用に関しては複数の口座(目的別で)を開設することをおすすめします!
いっぱい口座があるとややこしくならない?
実はそうでもないんだよ!自分の中で整理しやすい口座数を見極めるのは大事だけどね!
筆者が開設している口座は以下の9口座です。(①と⑤は夫婦それぞれで開設してます)
- 楽天銀行(夫、嫁両方所有)
- 住信SBIネット銀行
- coin check
- 野村証券
- 楽天証券(夫、嫁両方所有)
- SBI証券
- SBIネオモバイル証券
- ウェルスナビ
- Crowd Bank
多いと感じられた方もいるかと思いますが、筆者にとっては管理もしやすく効率的だと思っています。
では、次項よりその理由を解説していきます!!
目 次
複数口座を開設する『3つの理由』

複数の口座を開設する理由は以下の3つです。
- 頭の整理がしやすくなる
- 各銀行・証券の恩恵が受けれる
- リスクヘッジとなる
1つずつ説明していきます!
頭の整理がしやすくなる
お金を管理するには、まず全体を把握することが重要です。(お金意外もそうですが)
ただ貯金をするだけなら、銀行口座1つだけでことが足ります。
しかし、資産運用をする際は
「自分がどれだけの資産を持っていて」「なににどれだけ使うのか」
「資産の内訳はなんなのか」
を知っておかなければなりません。
上記のことを1つの口座だけで行うことは可能なのですが、ややこしくなってしまうので随分非効率です。
後述しますが筆者の場合、目的別で口座を開設していますので、各口座残高を見るとある程度、全体像が把握できるようになっています。
そんないっぱい口座作っても管理できる自信がない人はどうするの?
そんな時は『マネーフォワードME』ってアプリがおすすめだよ!!
詳細を説明した記事があるので、見てみてね!!

各銀行・証券の恩恵が受けれる
各銀行・証券口座によって、特徴があります。
例えば
『楽天銀行・証券』の場合
- 楽天ポイントがたまる
- 入金・振込手数料が○回無料
- 金融商品の買い付けをクレジットカードで行える
『住信SBI銀行・SBI証券』の場合
- 銀行と証券口座とのお金の移動が簡単
- 自動振り込み機能がある
などなど。
各口座でセールスポイントが違いますので、口座をもっておくことでそれぞれの恩恵をうけれるのは良い点です。
お得な情報は結構みんな知らないもんだしね!
リスクヘッジとなる
『銀行口座』と『証券口座』の2つのパターンでのリスクを紹介します。
まず『銀行口座』は、1口座での元本保証金額は「1000万円」までです。
つまり
- 1000万円を超える資産を持っている
- 全額を1つの銀行に預けている
上記のような方は、その銀行が倒産した場合、1000万円を超える分に関しては、保証がない状態となります。
複数口座を開設し、1口座あたり1000万以下にすることで、元本保証が受けられリスクヘッジになると言えるでしょう。
次に『証券口座』です。
証券口座を1つしか保有していない場合、その証券会社がシステムトラブル等で使用できなくなった際に、金融資産の売買ができなくなります。
滅多に起こりませんが、起こった時のリスクは把握しておくべきです。
いざという時に、自分の資産を守れる選択肢を増やしておくことに損はありません!
各口座の使い分け方

冒頭で紹介した通り、筆者は9口座(夫婦で11口座)を所有しており、内容は以下の通りです。
- 楽天銀行(夫、嫁両方所有)
- 住信SBIネット銀行
- coin check
- 野村証券
- 楽天証券(夫、嫁両方所有)
- SBI証券
- SBIネオモバイル証券
- ウェルスナビ
- Crowd Bank
この中で使用目的を自分の中で決めて運用しています。
筆者の場合の使用目的は以下の5つです。
- 日常生活用
- つみたてNISA用
- 余剰資金(積極的投資枠)
- 会社の持ち株用
- 実験的運用
各口座における使用目的を表にまとめたのがこちらです。

それぞれの使用目的別で簡単に説明していきます!
日常生活用

日常生活用としては『楽天銀行(夫)』のみを利用しています。
主な支出は「光熱費」「通信費」「食費」「日用品」などです。
もちろん、カードの引き落とし口座も本口座となっています。
夫婦の給料も基本的にはこちらに入金し、過剰分は違う口座に移動する流れです。
生活費に関しては、1つの口座で完結するので、自分たちの収支がはっきり分かるため無駄使いが少なくなったように感じます。
ちなみに、我が家の家計簿は以下の記事にまとめていますので、気になる方は閲覧ください。

つみたてNISA用

我が家ではつみたてNISAは『楽天銀行・証券』を使用しています。
そのため、一度つみたて設定をしたら、あとはほとんど操作することがありません。
つみたてNISA分の金額を毎月銀行に振り込みするだけです。
※楽天銀行・証券の場合、楽天カードを作ればカード決済が可能なので、銀行にお金を入れておけば後は自動で支払いをしてくれます。
夫婦で積み立てているので、毎月結構な投資額ですが、できるだけ続けていきたいです。
長期で非課税は魅力的だもんね!!
その通り!!
NISAについては以下の記事で詳しく解説しています。
各種NISAの違いも分かるので、是非この機会に『NISA』を知ってください!

余剰資金(積極的投資枠)

先に記載した「日常生活」「つみたてNISA」を支払った上で、余ったお金を運用する口座になります。
基本的に『住信SBIネット銀行』に入金し、「SBI証券」または「SBIネオモバイル証券」にて金融商品の買い付けを行います。
証券会社の使い分けは以下の通りです。
- 個別株
- 投資信託
- 米国ETF
- 高配当株
購入する割合は「米国ETF」と「投資信託」が多めで、次に「高配当株」、その次に「個別株」です。
高配当株は最近始めたので、割合が低いですが、今後伸ばしていきたい部分ではあります。
おすすめの高配当株は以下の記事で具体的に公開しています!

また、上記の表の「△」で表記している『coin check』『ウェルスナビ』『Crowd Bank』については、初期投資だけ行い、その後の入金はしていません。
少し不安要素が大きいので、ゆっくり経過観察していく口座です。
会社の持ち株用

「持株会」の決まり上、「野村証券」しか商品移動ができなかったので、このような形になっています。
個人的な感想では、野村證券のアプリやHPはあまりセンスが良いものではなく、使いにくいのでおすすめはできません。
なんでもデザインや機能面は大事だよね、、、
証券口座を開設するのであれば、「楽天証券」「SBI証券」「SBIネオモバイル証券」をおすすめします。
詳しくは下記の記事にて!

実験的運用

実験的運用というと『ギャンブル』のように聞こえますが、そんなことはありません。
立派な投資です。
しかし、少し未成熟な部分もあるので本当の本当に無くなってもあまりダメージを受けない金額で運用をしています。
本当に無くなったら泣くかも(笑)
自分の資産を整理してポートフォリオの少ない比率なら挑戦してみてもいいかもです。
筆者の場合、資産の10%以内なら許容範囲としています。
資産運用にについて下記の記事で詳しく説明しております。
https://www.ririmann.online/asset-management/repor-3/まとめ
今回紹介した内容をまとめます。
◆複数口座を開設する『3つの理由』
- 頭の整理がしやすくなる
- 各銀行・証券の恩恵が受けれる
- リスクヘッジとなる
◆各口座の使い分け方
- 日常生活用
- つみたてNISA用
- 余剰資金(積極的投資枠)
- 会社の持ち株用
- 実験的運用

複数口座を開設することはメリットが多くリスクも減らすことができるので、おすすめできます。
とはいいつつ、投資を始めたばかりの人は少しずつ開設していったら良いと思います。
いきなりあれやこれやとやってしまうとパニックになるので、、、
ただ、将来的には複数口座を開設し効率的に資産運用ができるようになれば幸いです。
今後も賢く資産運用していきましょう!
では、また!!