- 宝くじで高額当選した人
- 宝くじについて詳しく知りたい人
- 自己破産しない方法を知りたい人
『宝くじ』という言葉を聞いたことがない人はいないのではないでしょうか。
誰しもが一度は、簡単に億万長者になることを夢みたことがあると思いますし、実際そうなった人も少なからずいます。
ただ、そんな『宝くじ』で高額当選した人の70%~80%が自己破産してしまうというデータがあります。
つまり、「多くのお金を手にしたことで逆に不幸になってしまった」ということです。
お金いっぱい貰ったらそのまま貯金しとけば一生暮らせるくない?
人間は欲深い生き物なんだよ、、、
いくらあっても更にその上を目指したくなるもんなんよ。
今回は「宝くじの実態」と「高額当選して自己破産した人の特徴」について説明していきます。
自己破産とは、自分で1人でとてもじゃないが返済できない額の借金を負ってい待った場合に、借金を免除してもらう手続きのことです。
その時点での資産(家など)を全て売却し、一定額のお金をを残し全て借金の返済に充てられます。
また、保証人に迷惑が掛かったりブラックリストに載ることになります。
目 次
「宝くじ」とは

宝くじについて簡単に内容を説明します。
まず、宝くじとは『地方自治体が販売元になってる公営ギャンブル』です。
そして、その還元率は非常に低く、宝くじの収益は以下の内訳で使用されてます。
当選金 :約47%
公共事業金 :約40%
その他(広告等):約13%
つまり、宝くじを買った時点で購入額の約50%は公共事業に寄付しているようなものです。
お金を増やすっていう意味では凄く非合理的だな、、、
では次項で「宝くじの種類」「当選確率」について簡単に説明します。
宝くじの種類
宝くじの種類は以下の通りです。
- 宝くじ(ジャンボ宝くじ)
- ロト7
- ロト6
- ミニロト
- ナンバーズ
- ナンバーズ3
- ビンゴ5
- 着せ替えクーちゃん
- スクラッチ

①②③は1等に当選した場合、当選金額は○○億円を超えることが多く、その分当選率も低くなります。
まさに「夢を買っている」という表現が正しい商品になります。
④⑤⑥⑦⑧は当選金額を下げることで、当選確率を低くし、挑戦するハードルを下げている商品です。
「1等3億!」とかより「1等100万円」の方が当たる気しませんか?その原理です。
確かに、、、
100万円ならもしかしたら自分にも!って思っちゃう。
⑨は買ったその瞬間に、当選の是非が分かるため一番遊び感覚で挑戦できる商品になっています。
最近では、テレビやYoutubeなどで⑨(スクラッチ)の動画はよく見るようになりました。
高額当選はほとんどしないと分かっていても、気になってしまうものです。
宝くじがあたる確率
宝くじの高額当選(○○億円以上)は約1000万分の1程度です。
『1000万分の1』とは、どれぐらい当たりにくいのか、面白い例がいくつかありますので、ご紹介します
- 雷にあたり亡くなる確率
- 香川県に家を持っているとして空から1円玉を落としてあたる確率
- ガリガリ君を5本購入し、全て当たりが出る確率
- サイコロを9個回全て同じ目が出る確率
- 23個の信号に一度も引っかからず家まで帰る確率
- 2人でじゃんけんをして、22回連続で勝つ
- 目隠しをして4本クローバーをつんだら全て四つ葉のクローバー
「え、絶対無理だろ」と、思いませんでしたか?
そうなんです、宝くじとはそれぐらい確率の低いギャンブルなんです。
こんな超低確率なギャンブルでも、もちろん当選するスーパーラッキーな人は存在します。
しかし、その当選した人の約7割~8割が『自己破産』してしまうのです。
次は「なぜ自己破産してしまうのか」について説明していきます。
宝くじが当たって自己破産する人の特徴

『自己破産』してしまう人は以下のような特徴があります。
- お金の知識が乏しい
- 怪しい人・詐欺師に騙される
- 調子に乗る
1つずつ説明していきます。
お金の知識が乏しい
3億円にもし当選した場合、みなさんはまず何にお金を使いますか?
「家」「車」「旅行」「時計」「周りに奢る」などが一般的かと思います。
いわゆる散財です。
多くのお金を手にしたら「いっぱい使わないといけない!」という考えに陥ってしまうのが、お金の知識(マネーリテラシー)の乏しい方の行動です。
でも実際、お金をもらったら使っちゃう気がするな~
あとで説明するけど、使う分には問題ないんだよ!
問題は「何に使うか」だから。
怪しい人・詐欺師に騙される
高額なお金を手にしても「もっと増やしたい」という欲は必ず出てきます。
この欲に負けて、本来であれば絶対に手を出さなかった商品や商売に手を出してしまうのです。
有名な詐欺で「ポンジスキーム」というものがあります。
投資系の詐欺で最も有名と言われているものです。
多くのお金を手にしたら、気が大きくなってしまって騙される確率が飛躍的に上昇します。
一つ覚えておいてください。

調子に乗る
すぐ調子に乗ってしまう人も危ないです。
「調子に乗る」と聞くと少しやんちゃなイメージを持ちますが、大人になってから調子に乗って良いことは1つもありません。
楽しむことは大切ですが、自分の中で境界線を決めて節度をもって楽しむべきです。
お金をたくさん手に入れてちやほやされるのは、『あなた』が魅力的だからじゃありません。
『あなたの持ってるお金』に魅了があるだけです。
そこを忘れないようにしておきましょう。
「自己破産」しない方法とは

では、もし高額当選した場合、どのようにしたら『自己破産』せずに済むのでしょうか。
結論は以下の通りです。
- 極力誰にも話さない
- 生活水準を変えない
- マネーリテラシー日頃から高めておく
すごく夢のない堅実な結論になってしまいますが、ご了承ください。
1つずつ説明していきます。
極力誰にも話さない
宝くじで数億円当たった場合、誰かに言いたくなる気持ちは凄く分かります。
しかし、家族・信頼できる友人程度以外に話すことはおすすめできません。
自分は騙されないと思っていませんか?
失礼ですが、本記事を読んでる皆さんは高額なお金(数億円)をもっていないと思います。
つまり、詐欺集団に目を付けられていないだけかも知れません。
極力、騙されたり詐欺の標的になるリスクを下げておくことが重要です。
色々な人に喋ってしまうと、お金だけを目的に近づいてくる人間が増えてしまうからな、、、
生活水準を変えない
「生活水準を変えない」こちらも重要です。
お金を多く手にしても、手に入れた分を好き勝手使っていればすぐに無くなってしまいます。
ただ、全く生活水準を変えないというのは難しいかもしれません。
とりあえず、「これからの支出」と「今の貯蓄(資産)」を把握し、人生設計を計画することをおすすめします。
以下のリンクより簡単に将来シミュレーションができるので、ご参考に。
マネーリテラシーを日頃から高めておく
自己破産する人の特徴として「お金の知識が乏しい」と説明しました。
お金を手にした瞬間に、高額な物を購入し、散財してしまうと言いました。
ただ、お金を使う分には問題ありません。
お金というのは使えばもちろん無くなりますが、価値がなくなっているわけではありません。
要するに、自分の資産になるような買い物をする必要があるということです。
イメージしやすい例をあげると「金(GOLD)」や「土地」などでしょうか。
何が自分にとって価値があるもので、何が無駄なお金、散財になるのかを理解することが大切です。
日頃からお金の勉強をすることをおすすめします。
お金の勉強をすると他に何がいいのか?
おすすめの勉強法は何なのか?
は、以下の紹介していますので時間がある時に見てみてください。

まとめ:お金だけ増えても意味がない
今回の内容をまとめます。
宝くじとは
- 地方時自体が販売元になってる公営ギャンブル
宝くじが当たって自己破産する人の特徴
- お金の知識が乏しい
- 怪しい人・詐欺師に騙される
- 調子に乗る
自己破産しない方法とは
- 極力誰にも話さない
- 生活水準を変えない
- マネーリテラシーを日頃から高めておく
宝くじに当選した場合
『なぜ、自己破産してしまうのか』
『どうしたらそうならなくて済むのか』
を、理解してもらえたと思います。
結論、お金が増えても「正しい使い方」「お金の守り方」を知らないとカモにされ幸せにはなれないということです。
つまり、お金だけ増えても意味がないのです。
常日頃からお金の知識を高めておき、いざそういった場面に出くわした時も柔軟に対応できるようにしておくことが大切です。
今後もお金の勉強は続けていきましょう!
では、また!!
