みなさん、資産運用(投資)に対して、リスクとリターンのバランスについて考えていますか?
「資産運用」はしないといけない気がしているんだけどなにをどうしたら良いか分からない方も多いと思います!
なので、今回は代表的な資産運用(投資)10選!
- 銀行預金
- 投資信託
- 国債
- 株式投資
- FX(外国為替証拠金取引)
- 不動産投資
- ETF(上場投資信託)
- REIT(不動産投資信託)
- 金
- 暗号資産(仮想通貨)
と、初心者へおすすめできる投資ベスト3を纏めましたのでご参考してください!!
じゃおすすめのものを買ったらいいのかな?
買っても良いと思うけど、自分達で勉強して理解してから買おうね!投資は自己責任だからね!
資産運用ってなに?
という方は↓を見てみてください!!

目 次
それぞれの資産運用(投資)の特徴
①銀行預金
預金と一言に言っても種類は多く、以下の6種類があります。
- 普通預金
- 定期預金
- 当座預金
- 貯蓄預金
- 大口定期預金
- 積立定期預金
一般的なものは①と②ですよね。みなさんも銀行にお金を預けていると思います。
預けると言いますが、銀行にお金を置いておくのも立派な投資です。
銀行はお金を預けてくれる見返りに、金利という形でお金をくれるんですよね!
また、元本保証があり1口座につい1000万円までは保証されます。
ただ銀行の金利は低すぎて(普通預金で0.001%)あまり投資先には向いてないように感じます。
リスクは5段階評価で【1】、リターンも【1】となります。
- 大きく分けると6種類。
- リスクも少ないがリターンも少ない。
- 元本保証がある。(1000万円まで)
- 手軽に引き出し・預け入れができる。
②投資信託
投資信託という言葉は聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
「お金に関する難しい話?」という認識の方もいるかと思います。
投資信託とは、そんなお金の知識が少ない人でも、お金を預けるだけで投資のプロが資産を運用してくれるというものになります。
「え、なんでそんなことしてくれるの?」と思う人もいるでしょう。
そうです。プロも慈善事業ではないので、もちろん手数料が発生しますし、資金が減ってしまうリスク(元本割れ)も存在します。
ただ、我々(個人投資家)から多くの資金を集めることで、投資を有利に進めることができます。(多くの銘柄に分散投資してリスクを分散させる)
お金の多さは「最大の武器」ということですね。
しかし、即金性という面で見ると、入金・出金は少し時間がかかります。(3日~5日かかる場合もある)
リスクは5段階評価で【2】、リターンは【3】となります。
- お金を預けるだけでプロが資産運用してくれる。
- リスクが無いわけではないため、元本割れもありえる。
- 手数料が多くかかる。
- 資金の入金・出金に少し時間がかかる。
③国債
国債とは、国にお金を預けて金利を得るという投資方法です。
もちろん国に預ける訳ですから、リスクはほぼ0になります。(国が戦争など起こした場合は話は変わりますが、、、)
個人国債の場合、金利は「0.05%」となり、銀行の普通預金の50倍となります。
50倍と聞けば凄いように感じますが、100万円預けていた場合、1年で5000円貰えるという程度です。
個人的には「う~ん」って感じです。
しかも、国債は3年~10年の資金拘束期間があります。
引き出すことができないので、いざというときに使えないということです。
銀行に預けておくよりはよっぽどマシですが、国債をメインの投資先という考えはあまりに保守的に思います。
リスクは5段階評価で【1】、リターンは【2】となります。
- リスクは少ないがリターンも少ない(預金よりは良い)
- 資金の拘束期間がある。
④株式投資
株式投資とは、株式会社が発行している株を購入して、購入した株数に応じて値上がり益(キャピタルゲイン)や配当金(インカムゲイン)を得ることです。
よく分からないですよね。(笑)
僕も始めは意味不明でした。横文字が連発したら嫌になります。
1つずつ説明説明します。
株式とは
まず株式についてですが、みなさんが務めている会社・有名な会社など「株式会社」と名乗っている企業が多数あると思います。
会社を運用するにあたり、1つのハードルとなるのが「資金調達」です。
資金調達をする方法として株式の発行があげられます。
簡単に言えば、会社の権利を売っているということになります。
例えば、手持ちの資金が100万円しかなく、欲しい機材も従業員も雇えないので事業1人でコツコツ進めるとなると、効率がとても悪くなってしまいます。
もし、同じコンテンツをライバル企業が1000万円の資金を使い、最新機材・多くの従業員を雇えば、1人での太刀打ちはとても厳しくなります。
そのため、企業は自社の事業プランを発表し(こんなことをしたらこれだけの利益がでます!など)
個人・企業投資家等に株式を買ってもらい、資金を調達します。
その見返りとして、会社が売り上げた利益を株主(株式を持ってる人)に還元します。

キャピタルゲインとは
事業が成功し会社の規模が大きくなると、株式の値段も大きくなってきます。
すると最初1000円だった株価が1500円や2000円になることがあります。
その時に株を売買し(2000ー1000=1000円)資金を増やす方法を「キャピタルゲイン」といいます。
インカムゲインとは
株式を保有しておくことで企業より「いつもお世話になっております。」
ということで「配当金」や「株主優待」をもらえることがあります。
これが「インカムゲイン」です。
ちなみに先に説明した「投資信託」も幅広い企業に株式投資を実施し、「キャピタルゲイン」「インカムゲイン」で利益をあげております。
なので、勉強してリスクとリターンを考えて投資できる方は「投資信託」より「株式投資」する方が手数料等は安くなります。
リスクは5段階評価で【3】、リターンは【3】となります。
- どの会社の株を購入すべきかは知識が必要。
- 幅広い企業に投資しないとリスクが増す。
- 資産が増える仕組みは「キャピタルゲイン」「インカムゲイン」の2種類がある。
- うまくいけば安定的に不労所得が手に入る。
- 資産の入金・出金にが早い。
⑤FX(外国為替証拠金取引)
FX(外国為替証拠金取引)とは通貨同士の売買を行い、利益を狙う取引のことです。
1ドル=○○円などはニュースで聞くこともあると思います。
簡単に言うと
1ドル=100円の時に10000円をドルに変えると100ドルとなり
1ドル=120円の時に100ドルを円に変えると12000円になるので
差分の2000円が利益となります。
では、どのような時に通貨同士の値段が変化するのか?ですが
大きくは以下の8つの要因です。
- 需要と供給の関係
- 景気の動向
- 金利と物価
- 国際収支
- 為替介入
- テクニカル要因
- 投機的要因
- 地政学リスク
言葉で書くとなんだか難しいですが、その国の治安が良いか・経済が成長しているか(成長する見込みがあるか)・その他のリスクはないのか等を加味して値が変化しているということですね。
国を一つの会社として捉えた方がイメージしやすいかもしれません!
ただ、みなさん「FXは危ない」とか「FXで借金を背負ってしまった」などの話を聞いたことありませんか?
その理由は簡単で「レバレッジ」を効かしているからです。
レバレッジとは自分が実際持っている資産に対して、その金額を担保として多くの資産を運用できるという方法です。
簡単にいうと【借金】です。
株式投資でもレバレッジを効かすこともできますが、その値は保証金(資産)の3.3倍までに対して、FXは25倍までレバレッジを効かすことが可能です。
もし資産が100万円の場合
「株式投資」では330万円の株式を購入できるのに対して
「FX」の場合、2500万円まで購入できます。
国内のFXのレバレッジは「25倍」ですが
海外の場合「3000倍」など桁違いの業者も存在します。
多くの資産を運用することで、多くの利益が発生する可能性がありますが、その分リスクも増大しますので、初心者が簡単に手を出してよい投資ではないですね。
リスクは5段階評価で【3】、リターンは【3】となります。(レバレッジを効かした場合は両方【5】)
- 世界情勢を知っておく必要がある。
- レバレッジを効かすとリスクが増す。
- 資産の入金・出金にが早い。
⑥不動産投資

不動産投資は「不労所得」の代表として、よく取り上げられていますね。(不労所得とは自分自身の労働が伴わない収入です)
不動産投資とは簡単にいうと「大家さん」いなることです。
不動産投資の収入も基本的には「株式投資」と同じで、「キャピタルゲインとインカムゲイン」です。
不動産でいうキャピタルゲインとインカムゲインは以下の通りです。
キャピタルゲイン:物件が値上がりし、売却したときに発生する利益。
インカムゲイン:入居者に対して家賃を徴収すること得る収入。
不動産投資の特徴として、不動産の購入金額が大きいので、初期の投資額が大きくなることにあります。
「株」や「FX」の場合、1万円や10万円で投資できるのに対し、不動産の場合、安くても数百万円~数千万円となるため
初心者が投資する場合は最初のハードルが少し高いように思います。
ただし不動産の場合、投資するための費用を銀行が貸してくれる可能性がありますので、大きい資金の運用が可能となります(レバレッジと近いイメージです)
「銀行に対する利息」と「不動産投資で得られる利回り」を計算し運用すると十分有効な資産運用となります。
リスクは5段階評価で【3】、リターンは【3】となります。
- 初期投資額が大きいため初心者のハードルは高い。
- うまくいけば安定的に不労所得が手に入る。
- 資産が増える仕組みは「キャピタルゲイン」「インカムゲイン」の2種類がある。
⑦ETF(上場投資信託)

ETF(上場投資信託)は聞いたことがない方が多いと思います。
凄くざっくりいうと「投資信託」と「株」の合体版みたいなイメージです。
ここで「投資信託」と「株」の特徴を再度記載します。
- お金を預けるだけでプロが資産運用してくれる。
- リスクが無いわけではないため、元本割れもありえる。
- 手数料が多くかかる。
- 資金の入金・出金に少し時間がかかる。
- どの会社の株を購入すべきかは知識が必要。
- 幅広い企業に投資しないとリスクが増す。
- 資産が増える仕組みは「キャピタルゲイン」「インカムゲイン」の2種類がある。
- うまくいけば安定的に不労所得が手に入る。
- 資産の入金・出金にが早い。
ETF(上場投資信託)とは名前に上場と入っているように、投資信託を上場させたものになります。
そのため、資金が増える仕組みは「株・投資信託」と同じで「リスクは株式投資より低く」「手数料・入出金は投資信託より安く速い」などより利便性に特化した投資となっています。
リスクは5段階評価で【2】、リターンは【3】となります。
※株・投資信託・ETFの比較・説明はまた丁寧にまとめますので、ご了承ください。
- 投資信託と株の合体版。
- 資産が増える仕組みは「キャピタルゲイン」「インカムゲイン」の2種類がある。
- うまくいけば安定的に不労所得が手に入る。
- 資産の入金・出金にが早い。
⑧REIT(不動産投資信託)
REITとは投資信託やETFの不動産バージョンという認識で問題ありません。
先に紹介した「不動産投資」の場合、初期投資額が大きくなるため初心者の方のハードルが高いと言いましたが
投資信託・ETFになることで投資額は少額で済みようになります。
みんでお金を出し合って、不動産を買うイメージです。
資産が少ない分利益も少なくなりますが、不動産投資をしたい方はREITをお勧めします。
ただ、デメリットがないわけではなく、実際に物件を購入しているわけではなく不動産投資法人の企業に投資しているので、その企業が倒産してしまうというリスクはあります。
リスクは5段階評価で【2】、リターンは【3】となります。
- 投資信託とETFの不動産バージョン。
- 資産が増える仕組みは「キャピタルゲイン」「インカムゲイン」の2種類がある。
- うまくいけば安定的に不労所得が手に入る。
- 資産の入金・出金にが早い。
⑨金

みなさん「金」はご存知だと思います。
金は鉱物なので世界での埋蔵量に限りがあります。
そのため一定の価値を持ち続けるという特徴があり、インフレリスクなどに強い一面があります。
インフレについては以下の記事で詳しく説明しております。

資産運用の際に株やFX・投資信託に投資する際に、一部金を購入しておくとリスクヘッジとしてバランスの取れた運用が可能となります。
ただし、株や不動産のようにインカムゲインはないので、定期的なキャッシュフローを望めないものになります。
金を自宅での保管に抵抗があるかたは、貸金庫やREITのように金を運用している企業に投資する方法もあります。
リスクは5段階評価で【2】、リターンは【2】となります。
- 埋蔵量に限りがある。
- 資産が増える仕組みは「キャピタルゲイン」のみ。
- 価値がなくなることはない。
- インフレなどのリスクヘッジに適している。
⑩暗号資産(仮想通貨)
最近話題になっている「ビットコイン」などが、暗号資産(仮想通貨)に該当します。
「株式投資や不動産ですら、不安で危険な匂いがするのに仮想通貨なんて大丈夫?」という方も多いと思います。
確かに仮想通貨というのは、まだ未完成の部分(法整備など)が多く投資先としてはまだ早いかもしれません。
ただ、今のうちから知識を習得しておくことは必要だと感じます。
いざ、完璧に準備が整い投資できるようになっても、知識不足では損すること間違いなしです。
仮想通貨とは「インターネット上でやり取りできる財産的価値」とされており、その中でもビットコインが有名ですが、その他も多数の仮想通貨が存在します。
仮想通貨はインターネット上の「金」とイメージするのが、分かりやすいと思います。(システムなど詳しい話はちょっとややこしいので、また別の機会に)
また、価格変動(ボラティリティ)が大きいという特徴もあります。
そのため、1日のうちに資産が±30%するのはざらにあるので、余裕資金で運用しておかないと精神的にもキツイと考えられます。
リスクは5段階評価で【5】、リターンは【5】となります。
- 埋蔵量に限りがある。
- インターネット上の「金」
- 価値がなくなることはない。
- インフレなどのリスクヘッジに適している。
- 法整備など未完成であるため、リスクは大きい。
おすすめ投資ベスト3
第3位:銀行預金・国債
絶対にリスクを取りたくないという人は「銀行預金」と「国債」に投資をするべきだと考えます。
ただ、どこに投資する場合でも自分の資産すべてを株や投資信託・FXなどに回すのはおすすめできません。
少なくとも自分の年齢に合わせた金額(自分の年齢の%)は預金として持っておくことをお勧めします。(例:20歳で総資産100万円の場合、20万円は預金しておく。)
第2位:ETF(上場投資信託)
ETFの仕組みを理解することも大事ですが、一度少額なものと購入してみるというのも1つの手段だと思います。
やはり自分が保有しているものは、気になって勉強する機会が生まれます。
そして、ETFは分散投資されているのでリスクも十分に減らすことができております。
初心者が購入するのは適していると思います。
第1位:投資信託
ETFと同様にリスクが分散されており、初心者におすすめできる投資です。
また、ETFの場合1株あたりの購入金額が決まっているのに対して、投資信託の場合は100円などの少額投資が可能であるため、ハードルも大変低くなっています。
まとめ
資産運用についてまとめます。
◆銀行預金
- 大きく分けると6種類。
- リスクも少ないがリターンも少ない。
- 元本保証がある。(1000万円まで)
- 手軽に引き出し・預け入れができる。
◆投資信託
- お金を預けるだけでプロが資産運用してくれる。
- リスクが無いわけではないため、元本割れもありえる。
- 手数料が多くかかる。
- 資金の入金・出金に少し時間がかかる。
◆国債
- リスクは少ないがリターンも少ない(預金よりは良い)
- 資金の拘束期間がある。
◆株式投資
- どの会社の株を購入すべきかは知識が必要。
- 幅広い企業に投資しないとリスクが増す。
- 資産が増える仕組みは「キャピタルゲイン」「インカムゲイン」の2種類がある。
- うまくいけば安定的に不労所得が手に入る。
- 資産の入金・出金にが早い。
◆FX
- 世界情勢を知っておく必要がある。
- レバレッジを効かすとリスクが増す。
- 資産の入金・出金にが早い。
◆不動産投資
- 初期投資額が大きいため初心者のハードルは高い。
- うまくいけば安定的に不労所得が手に入る。
- 資産が増える仕組みは「キャピタルゲイン」「インカムゲイン」の2種類がある。
◆ETF
- 投資信託と株の合体版。
- 資産が増える仕組みは「キャピタルゲイン」「インカムゲイン」の2種類がある。
- うまくいけば安定的に不労所得が手に入る。
- 資産の入金・出金にが早い。
◆REIT
- 投資信託とETFの不動産バージョン。
- 資産が増える仕組みは「キャピタルゲイン」「インカムゲイン」の2種類がある。
- うまくいけば安定的に不労所得が手に入る。
- 資産の入金・出金にが早い。
◆金
- 埋蔵量に限りがある。
- 資産が増える仕組みは「キャピタルゲイン」のみ。
- 価値がなくなることはない。
- インフレなどのリスクヘッジに適している。
◆暗号資産(仮想通貨)
- 埋蔵量に限りがある。
- インターネット上の「金」
- 価値がなくなることはない。
- インフレなどのリスクヘッジに適している。
- 法整備など未完成であるため、リスクは大きい。
1つ1つを十分に理解してから投資をすることをおすすめします。
筆者の資産運用遍歴を本ブログで掲載しておりますので、時間がある時にでも見てみてください。

今後もお金に関する有益な情報を発信していきますので、引き続きよろしくお願いいたします!!
では、また!